とんでもないニュースが飛び込んできました・・・
外国人の在留管理を厳格化する入管法改正案を取り下げる方針を固めた。
引用:ライブドアニュース
すごく簡単にいうと、
日本の難民制度を厳しくしよう!と言う提案を受け入れません。
と、政府が意思表示をしたと言うことです。
報道ではサラッと流れていましたが、日本にとって結構エグい影響を及ぼすことになりそうです。
そこで今回は、
入管難民法改正案を取り下げて起こる影響
について深掘りして考えていきますので、どうぞあなたがどう感じるかあれこれ想像しながら最後までお読みください。
Contents
そもそも入管難民法改正案とは
まずは既存の、日本の出入国在留管理制度の概略を理解して話を進めていきます!
日本の出入国在留管理制度の概略
- 出入国在留管理庁は、外国人がどのような目的で日本を訪れるのか等を確認し、日本への入国・在留を認めるかどうかを判断
- 日本で受け入れることが好ましくない外国人については,その入国・在留を認めないこととする
- 不正滞在している外国人は強制退去
平たく言うと、
と言うもの。
この出入国在留管理制度を今回改正しよう!という動きがあり国会に改正案を提出。
それが取り下げられたというニュースになります。
改正の背景
改正の背景をリサーチしていると、大きく分けて2つの理由があることが読み取れます。
- 不正に日本滞在を続ける外国人が、現時点で8万人以上もいるから
- この者たちを強制退去させる困難な事情が多発しているから
この8万人の中には、重大犯罪を犯した者も含まれています。
難民認定手続き中の者は、強制退去の対象外となります。このグレーな部分をついて難民審査を取り下げては申請をするという巧妙な手口を繰り返す者が後を立たないといいます。
また、強制送還させるにも送還先の国からも拒否されてしまえば物理的に送還させることができません。
送還中の機内で暴れだす者が出たりと、細かい部分で強制退去が困難になる事情が多いのが実情です。
こう言ったことを解消するために、今回の入管難民法改正案が提出されました。
参考:出入国在留管理庁HP
入管難民法改正案の概要
これまで見てきた入管難民法と、改正の背景からわかることは
難民の受け入れ基準を見直すことが重要
と言えます。そのための具体的な策として、
- 難民の定義をよりわかりやすく!
- 難民の出身国情報を一層充実させる
- 職員の調査能力を底上げ
これが改正案で掲げられていることになります。
これが今回取り下げになるとは・・・
今後どうなっていくのでしょうか。
少なくとも難民の受け入れは現状維持ということですね。
入管難民法改正案を取り下げて起こる日本への影響
入管難民法改正案を取り下げて起こる日本への影響で大きな懸念事項は外国人による犯罪が減らないことです。
以下の警察庁が公式に発表している表をご覧ください。
引用:警察庁HP
引用:警察庁HP
外国人の流入が増えるとともに、外国人による犯罪率も上がっているのがわかります。
外国人の流入ルールを強化する案が取り下げたと言うことは、この割合が下がることは予想しにくいと考えられます。
入管難民法改正案取り下げについての国民の反応
日本に居住している外国人と日本国民の声には大きな差があることがわかります。
<入管難民法改正案取り下げに対する日本人の声>
引用:Twitter
<入管難民法改正案取り下げに対する外国人の声>
引用:Twitter
いずれも全てTwitterから拾いました。
名前は伏せていますが、良かった・・・と呟く人は外国の方で、悲報と捉えている人は日本人のアカウントでした。
まとめ
入管難民法案の改正案が取り下げられて島行ったことで起こる影響について深堀しました。
今後の動きが気になるところではありますが、ひとまず難民の受け入れについての見直しは一旦白紙となります。
引き続き情勢をウォッチしていきたいと思いませす!