2021年5月9日、音声SNSの「Clubhouse」から、Androidアプリでの提供も開始したと正式に発表がありました。
「クラブハウス」は米国のベンチャー企業が開発したクローズドなSNSという新体系で、昨年のサービス開始当初から爆発的に広がっています。
しかしクラブハウスが今年初めに上陸後、現時点で早くも日本では少々ネガティブなイメージも呟かれ始めています。
- 「オワコン!」
- 「つまらない・・・」
- 「招待制じゃツテなんかないよ!」
- Androidが使えないんじゃ広がらないでしょ〜
このようにクラブハウスはオワコンと呟かれる原因は、使いたくても使えないことが原因にもなっているように思えます。
Android版がリリースされることが日本市場におけるオワコン脱却になるのか、オワコンが呟かれる原因の一つとなっている招待制の部分を深掘りしていきたいと思います。
※2021年6月28日にクラブハウス の招待制廃止やアンドロイドユーザーへの開放についての情報追記
Contents
クラブハウスがオワコンと言われる理由3選
クラブハウスがオワコンと言われる理由は、大きく分けて3つあります。
具体的な内容も踏まえてそれぞれ紹介していきますね。
理由1:招待制であること
クラブハウスがオワコン!と言われる所以が大きいポイントは招待声であることです。
クラブハウスを利用するには、既にアカウントを持っている人から招待されない限り使うことはできません。
希少性を狙ったのかもしれませんが、それが仇になるという結果に・・・
しかも、
使用している人は一部の富裕層ばかりというイメージが強く自分には関係がない・・・
という若干ネガティブな印象もありますよね。
以下、2021年6月28日情報追加
✨ Town Hall Highlights 5/30 ✨
— Clubhouse (@Clubhouse) May 30, 2021
💚 Getting closer to feature parity for our 2m+ Android users every day
🌐 Heading for general release sometime this summer! That means the next few updates will be about discovery, notifications, and less visible but very crucial improvements
要約:来たる2021年夏、非常に重要なアップデート・改善がなされる予定!
とのこと。
これだけではクラブハウスが招待制廃止にするという事実はわかりませんが、月1で開催しているミーティングにて、創業者の1人が招待制廃止を示唆する発言があったそうです。
より希少性、クローズドな環境がウリだったクラブハウスが招待制でなくなると他のSNSとの差別化はどうなるんでしょうか?
いずれにせよ、参入障壁が上がる元になっていた招待制が廃止になれば、より気軽に利用できる人が増えることは予想できますね!
理由2:Androidが使えない(過去形)
クラブハウスは米国のベンチャー企業が開発したクローズドなSNSです。
当然ながらリリースも米国優先であれば、米国のスマホ市場を握るAppleユーザー向けに展開することは不思議ではありません。
しかし、爆発的な伸びを考慮し今後はAndroidユーザー向けにもリリースするという判断を下したのです。
最初から大きな山に登るのではなく徐々にハードルを上げていくのは、ベンチャーでも大手企業でも健全な判断と言えるのではないでしょうか。
今後はAndroidoユーザーでも使えるようにもなりますし、サービス改善を重ねいていくと発表があったので若干期待はできます。
以下、2021年6月28日情報追加
✨ Town Hall Highlights 5/30 ✨
— Clubhouse (@Clubhouse) May 30, 2021
💚 Getting closer to feature parity for our 2m+ Android users every day
🌐 Heading for general release sometime this summer! That means the next few updates will be about discovery, notifications, and less visible but very crucial improvements
アンドロイドユーザーを開放したことで、利用者数が200万人に増えたとのこと。
これはクラブハウスとユーザー双方にとっていい流れですね!
利用者が増えれば私達ユーザーに対してアップデートや改良などの還元も期待できるかと思います。
理由3:発信している話題がリア充ばかり
クラブハウスは招待制ということで、利用可能なユーザーは限定的です。
主に、芸能人や富裕層、経営者などが該当するので、いわゆる一般人までの浸透に時間がかかるのも事実です。
特に芸能人は、イメージを売っている部分もあるのでネガティブな話よりもリア充な話をしがちですし、一般人もそんな芸能人の話を求めています。需要と供給のバランですね。
富裕層や経営者も自身のサクセスストーリーやビジネス教養、一般人では送れないような生活ぶりの話になることが多く、
聞く人によってはリア充アピールでゲンナリするというリアルな利用者の意見も聞いたことがあります。
これらの理由により、多くの人に刺さる話題を提供しているSNSではないというイメージが強いですし、実際そうなっています。
誰でも参加できるTikTokやその他SNSより”意識高い系の人が集まる確率が高い”のは事実ですね。
クラブハウスは本当にオワコンなのか検証
しかし、クラブハウスがオワコンと言われるかというとそうでもないと言えます。
まず、実際に利用している人がいて、世界的には広がりを見せています。
このLINEリサーチの統計だと、爆発的ではありませんが日本国内におけるユーザーは徐々に増えていることがわかりますね。
AndroidとiPhoneの国内ユーザー割合
日本国内におけるAndroidとiPhoneのシェア比較
Android | 57.4% |
iPhone | 42.4% |
Androidユーザーの方が多いという結果に!
意外ですが、他国でもAndroidoユーザーの方が多いんです。
Androidユーザー割合
スペイン | 83.6% |
ブラジル | 93.6% |
イギリス | 61.1% |
オーストラリア | 55.1% |
つまり、これからAndroidユーザーにも拡大するということは利用者も爆増の可能性があります。
今までクローズドで利用者を増やしていたクラブハウス側も、シェアが増えれば運営も変えていく可能性も十分にあり得ます。
実際、iPhoneユーザーのみの展開でしたが、Androidにも開放しますしね!
それに、当初2人までの招待という基準を今では9人まで招待OKと緩和しています。
利用者数の増加に伴い、クラブハウスが身近になる未来も十分予想できますね。
ツテなしOK!クラブハウスに招待してもらう方法
クラブハウスの利用者をTwitterで探せば見つかります!
ハッシュタグ(#clubhouse)で引っ掛ければ、
「招待します〜」
と言ってくれている親切な方がいるのでDMしてみましょう。
まとめ
クラブハウスがオワコンと呟かれている理由を深堀してみました。
実際にAndroidユーザーに解放されれば、利用者が増加するので間口が広がることは予想されます。
リア充の壁が少しでも緩和されるようにクラブハウスが改善すれば、利用者が激増する未来も考えられますね。
リア充発信を聞くのが好き、芸能人と繋がりたい!など少しでも興味があればTwitterを駆使して利用してみても良いでしょう!