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取引停止の影響や酒類提供(居酒屋)店の今後や東京五輪はどうする?

取引停止の影響!酒類提供店の今後

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2021年7月8日、西村康稔経済再生担当相は、酒類提供店(居酒屋)との取引停止をするように酒類販売事業者に要請する意向を明らかにしました。

東京五輪開会式目前に、政府による対策が佳境を迎えています。もし、取引停止が強行された場合、酒類提供(居酒屋)店や国民、日本全体にどんな影響があるのでしょう?

東京五輪開幕目前に日本全体がどうするのか気になりますよね。

今回は、取引停止になった場合の影響や酒類提供店の今後はどうなるか予想していきます。東京五輪の開催情報と絡めて調査したことをまとめたので、是非最後までお付き合いください。

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取引停止の影響

酒類販売事業者に対し、居酒屋との取引停止要請のち適用され始めた場合どんな影響があるでしょう。

そもそもそんな要請が通るのか?という話は一旦横に置いておきます。

酒類販売事業者に対し、酒類提供を続ける飲食店との取引を行わないよう要請すると表明した。要請に応じない店への命令や罰則の適用を強化する方針も示し「酒類提供停止を徹底する」と説明した。

酒類を提供する飲食店の休業や午後8時までの時短営業を要請しており、経営上大きな痛手となっている。

引用:産経新聞

昨年(2020年)の緊急事態宣言下において、休業から閉店に追いやられた店舗は数多く、今後さらに苦しくなることは明白です。

酒類提供店への影響は想像に難くないですが、その他の影響はどうでしょう?

  • 酒類販売事業者(お酒メーカー)のBtoB売り上げは激減
  • 上場企業であれば株価に影響
  • 株主への配当金への影響
  • 酒類販売事業者(お酒メーカー)の人員整理
  • コンビニやスーパー、ECサイトの個人ベースの売り上げは上昇
  • 路上飲みが増える

取引停止は永久的ではなく一時的なものですが、いつまでか不明確ですし、取引停止の影響が大打撃であることは間違いないです。

しかし一方、個人ベースの消費は増えることが予想されます。

コンビニやスーパーで販売される酒類は売上が上昇するでしょう。

取引停止に関する口コミを見ても、ポジティブな意見は見当たりません・・・

酒類提供(居酒屋)店の今後

取引停止の要請が出された後、酒類提供店の今後はどうなるでしょうか。

種類提供店と言っても、居酒屋以外にも色々あります。

  1. 居酒屋
  2. ファミリーレストラン
  3. 夜だけ酒類を提供するカフェチェーン(プロントなど)
  4. カフェチェーンの一部店舗で酒類提供しているブランド(スターバックスなど)
  5. バー、ホストクラブ

などなど・・・

ここで飲食店を経営するにあたり重要な指標である「FD比率」について触れておきます。

FD比率とは、売上高に占めるFood(料理)とDrink(ドリンク)の比率を見るための指標です。

ご存知の通り、飲食店において利益率が高い(原価率が低い)のはフードよりもドリンクです。
提供までのオペレーションもシンプルですし、食材廃棄ロスがフードよりも極めて低いことからも、 この売上高に占めるドリンクの比率を適正に高めることができれば、最終的に自店のFL比率を下げやすくなります

フード比率 ドリンク比率
テーブルレストラン 80% 20%
居酒屋 60% 40%
カフェ・バー 15% 85%

出典:HANJYO TOWN

FD比率を参考にすると、種類提供の比率の多いカフェやバーは打撃が大きいことがわかります。

種類提供店の一つである居酒屋も、ドリンクの理想的な売り上げ比率は40%と半分の割合に迫る勢いなので影響は大きいと言えるでしょう。

ここまでのデータや事実を元にして種類提供店の影響について言えることは、

  1. 酒類を主力提供するカフェやバーは経営が苦しくなる
  2. 居酒屋は店舗休業&補償金獲得がいい場合もある

経営が苦しくなることが予想される店舗は、酒類の売り上げに頼りすぎない経営方針にシフトチェンジをする必要があるかもしれません。

まとめ

取引停止の影響に対する国民の反応はやはり厳しいものがありますね。酒類提供店の今後は厳しいものが予想されますし、一体日本はどこに向かっていくのでしょう・・・

政府も方針や要請をコロコロ変えているので、今後の情報は神経尖らせて追いかけたいと思います。

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